引っ越してから

引っ越してから半年も経てば兄は変わってました。
思い通りにならないことがあると癇癪を起こし、暴れるんです。
ただ、引っ越したばかりの頃は兄はまだ小学校三年生ぐらいでしたし祖父母に力負けをしていたので暴力は私だけでした。
また、いくら可愛い兄でも暴力はいかんってことで兄が暴力をふるいだすと祖父母が止めに入っていたので、軽度の暴力ですんでました。
祖父母の目を盗んで暴力を振るうってぐらいでした。

暴力が酷くなったのは祖父が亡くなってからです。
兄が小学校6年生、私が2年生の時です。
食事一つにしても兄は好きなだけ食べていたので、大きく成長してました。
身長までは覚えてませんが、背の順番で並ぶとクラス40人の中で一番高かったですし体重は100kg近くありました。
しかも脂肪ばかりの100kgではなく、結構筋肉質な体つきなんです。
かたや私は身長は低い方でやせ気味で、力でかなうわけはありません。
祖母もこの頃70歳近い年齢でしたし(この頃の70歳は今の90歳以上ぐらいの老人です)、いくら子供とはいえ体重100kg近い兄が暴れたら勝てません。
兄は私だけでなく祖母にまで暴力を振るうようになってましたし、もう誰も止めに入れる人はおらず好き放題暴れてました。
あまりにも兄の暴力が酷いで祖母は110番をして警察呼んで助けてもらったりすることもありました。

暴力は殴るだけでなく、物にも当たってました。
その被害を受けたのは壁です。
後先考えずイラついたらそこら中の壁をボコボコ殴っていたので、トイレや玄関の壁が割れたりヒビはいったりしてました。
あと、地団太踏んだりもしてました。
その程度をDV?って思うかもしれませんが、体重100kgの人間が力任せに地団太踏むとものすごいんです。
一軒家で床がしっかりしてる家ならいいでしょうが、市営住宅のような安普請だと床が抜けそうって感じました。
実際兄が地団太踏んだ場所はものすごくきしむようになってましたし、底抜けるんじゃないかってヒヤヒヤしながら生活してました。
私はこういう暴力を振るう兄が大嫌いでしたが、他に生活できる場所がないんですから逃げ場はありません。
育ててくれてる祖母にすら兄は暴力を振るってるぐらいなので、祖母はビビってキツク言えません。言うと殴られるからです。
結局兄のDVは兄が高校卒業して一人暮らしするまで続きました。

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