悲しかったのは

悲しかったのは、運動会、親戚とのお食事会です。

まず運動会ですが、普通両親が見に来てくれますよね。
実際クラスメートは家族が駆けつけてました。
私の場合、祖父は仕事、祖母も仕事で一人ぼっちでした。
小学生時代祖父母が運動会に来てくれたのは、兄も同じ小学校に通っていた時に一回と祖母だけが一回、後はずっと一人ぼっちで食事してました。
今だと共働き家庭も多いですし、子供が一人ぼっちで食事してるのも珍しくないかもしれません。
でも当時は今から30年以上前のことです。
共働き世帯は珍しいって時代です。
一人ぼっちの私はかなり目立ってましたし、担任の先生も哀れんで一緒にお弁当を食べてくれました。

さらに悲しい出来事は続きます。
私が小学6年生の時に祖母だけお昼に来てくれました。
ずっと一人ぼっちだった私は最初嬉しかったんですけど、周囲と見比べてみてものすごく悲しくなりました。
だって、同級生は20代か30代の若い両親と一緒に食事をしてるんです。
でも私は年老いた祖母と二人っきりです。
この時の祖母は70歳ぐらいだったんですけど、当時の70歳ってものすごく老けてました。
当時の70歳と今の100歳が同じぐらいって感じですね。
若い両親と一緒に同級生は食事をしてるのに、私はしわくちゃヨボヨボの祖母と一緒に食事をしてる、思春期を迎えつつあった私はとても恥ずかしかったし悲しく感じました。
そしてなにより、せっかく仕事を抜けて来てくれてる祖母を恥かしいと思う自分が許せませんでした。
この時の気持ちは今も色あせずに残ってます。

次の悲しい思い出は親戚とのお食事会です。
親戚が来るとちょっと高めの料亭みたいな所へ食事に行ってました。
こういう所って食事だけでなく親戚同士の話し合いもあるので、どうしても長くなってしまいます。
大体時間は7時~9時過ぎぐらいまでだったと思います。
しかし小学生の私からすると、この時間ものすごい退屈なんです。
しかも普段、9時なら寝てる時間です(祖父母は早寝早起きだったので、その影響を強く受けてました)。
当然普通の子供なら退屈だし眠いしでグズりますよね。
でも私の場合、これが許されませんでいた。
普通なら両親が子供がグズりだしたしそろそろお開きにしましょうかって流れになるんでしょうけど、そんなことを言ってくれる私の両親はいません。
兄からも、大人同士が大事な話をしてるんだから邪魔になるようなことはするなと怒鳴りつけられてました。
ですので、親戚のお食事会はとても苦痛だったのを覚えてます。
逆にこれは良い反面教師になったなと感じてます。

私の家庭環境上、子供時代の記憶は悲しい出来事や辛かった出来事ばかりになってしまいました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする